こんにちは。ニクです。
積立FXとは、SBI FXトレードが提供しているサービスです。
FXは怖いと拒否反応を示す方も多いですが、この積立FXは一般的なFXよりも「外貨積立預金」に近い商品で「外貨を買って中長期に渡って保有し、着実にスワップ金利を得る」という性質を持っています。
ニク
積立FXとは?
一般的なFXは、「比較的短期間で通貨が上がるか下がるかを予測し、利ざやを狙う手法」です。短期間で大きな利益を望むため、レバレッジが大きくなります。読みが当たれば大きな利益となりますが、読みが外れれば大きな損失へと変わります。これがFXが怖いと言われる原因ですね。
積立FXは、「中長期で外貨を保有することを前提に作られたサービス」なので、FXの強みともいえるレバレッジ(1~3倍)を利用しつつ、スワップ金利を受け取ることができるため、コツコツ型の商品です。
積立FXのメリット
積立FXは定期的に一定金額の外貨を購入するため、安い時に多く高い時には少なく買えるという「ドルコスト平均法」が簡単に行えます。デイトレードのようにPCやスマホに張り付いてハラハラするような状況は起こりえません。
- レバレッジは1倍~3倍
- 積立のタイミングを毎日・毎週・毎月から選択できる
- 「ドルコスト平均法」で購入単価が平均化される
- 購入額は円・外貨のどちらでも指定できる
- 1ドルから購入できる手軽さ
- 100%信託保全で資産が守られている
- スワップ金利を受け取れる
レバレッジは1倍~3倍
レバレッジが最大3倍に抑えられているため、リスクが減り安定的に長期運用することが可能です。レバレッジを使わないのであれば、外貨預金と同じ意味となりますが、外貨預金よりもコストが低いため、利益が大きくなります。
積立のタイミングを毎日・毎週・毎月から選択できる
毎日(営業日のみ)・毎週・毎月と予め設定した期間で定期的に外貨を自動購入することができます。この定期的に自動的で外貨を購入するサービスはSBI FXトレードのみです。ここが最大の魅力と感じています。
▼実際の購入タイミング
毎日: 毎営業日の午前11時30分
毎週: 毎週水曜日の午前11時30分
毎月: 毎月26日の午前11時30分
「ドルコスト平均法」で取得単価を平均化できる
積立FXでは、「ドルコスト平均法」が採用されており、一定金額を定期的に継続して買い続けます。毎日1,000円や毎週10ドルといったように最初に決めた購入金額に基づいて買われるため、安い時に多く高い時に少なく外貨を買うことになります。
▼円貨(日本円)を指定した場合、「購入金額」が固定され、価格変動に伴い「購入数量」が変動
毎月10万円ずつ月1回(毎月)の購入を6ヶ月間継続した場合(通貨:米ドル) | 合計 | 1ドルあたり 平均101.43円 |
||||||
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1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 | |||
購入価格 | 100円 | 95円 | 104円 | 97円 | 109円 | 105円 | – | |
購入数量 | 1,000ドル | 1,052.63ドル | 961,53ドル | 1,030.92ドル | 917.43ドル | 952.38ドル | 5,914.89ドル | |
購入金額 | 100,000円 | 100,000円 | 100,000円 | 100,000円 | 100,000円 | 100,000円 | 600,000円 |
購入額は円・外貨のどちらでも指定できる
上記は定期購入申込画面のスクリーンショットです。
「②毎月いくら購入しますか?」にて、米ドルあるいは円での指定が可能です。私は予算管理のしやすい円で「毎月10万円」と設定しています。
1ドルから購入できる手軽さ
他のFX業者では絶対にない単位「1ドル」から購入できます。毎月100万通貨単位までの定期購入が可能なので、ご自身に見合った設計ができます。
100%信託保全で資産が守られている
従来のFX会社が資金を信託保全する方法は、『利用者がFX会社に入金する⇒その後にFX会社が信託銀行等に信託する』という資金の流れになっています。そのため、預け入れた資金が信託保全されるまでに数日かかることがあります。
即時信託保全では、預け入れた資金がFX会社を経由せず直接信託会社に入金・信託保全されるため、FX業者の破たん等に関係なく信託保全されます。
スワップ金利を受け取れる
積立FXの最大のメリットであり、積立FXを利用する目的はスワップ金利です。
スワップ金利は二国間の通貨の金利差によって生じる差益のことを言います。日本円より高金利の通貨は、買いポジションを所持しているだけでスワップ金利を受け取ることができます。
【参考】スワップ金利の一覧表
米ドル政策金利の推移は下記のようになっており、毎年のように受け取れるスワップ金利が上がってきています。また、基軸通貨なので安定しており、中長期運用には向いていると考えています。
2013年末 | 2014年末 | 2015年末 | 2016年末 | 2017年末 | 2018年末 |
0.25% | 0.25% | 0.50% ↑0.25%金利 |
0.75% ↑0.25%金利 |
1.50% ↑0.75%金利 |
未定 |
SBI FXトレード
SBI FXトレードの積立FXは非常に面白い商品です。最小取引単位はなんと1通貨。SBI FXトレードはSBIグループなので安心感は申し分なし。気になる方は是非オフィシャルサイトを覗いてみてくださいね。
積立FXのデメリット
- FXの手数料と比較するとコスト高
- ロスカットルールが存在する
FXの手数料と比較するとコスト高
下記表は、スプレッドを積立FXと一般的なFXで比較したものです。
スプレッドはコストとなり得るので低い方が無難です。定期的に外貨を購入する必要のない方、自動ではなく手動で行える方は通常のFXで外貨を購入すべきでしょう。
私は、少し高いスプレッドコストを支払っても、定期的に一定額の外貨を自動購入してくれるメリットを取ります。
積立FX | 通常のFX | |
米ドル円 | 5銭 | 0.27銭 |
英ポンド円 | 30銭 | 1.19銭 |
豪ドル円 | 20銭 | 0.77銭 |
NZドル円 | 30銭 | 1.79銭 |
中国元円 | 10銭 | 2.58銭 |
南アフリカランド円 | 5銭 | 0.99銭 |
トルコリラ円 | 40銭 | 4.8銭 |
カナダドル円 | 30銭 | 1.79銭 |
香港ドル円 | 5銭 | 1.9銭 |
ロスカットルールが存在する
一般的なFXと同様に積立FXにもロスカットルールが存在します。
SBI FXトレード(積立FX)のロスカットルールは、30%を下回った時点となります。レバレッジは最大3倍までしか指定できないため、なかなかロスカットルールに抵触する事態はこないと思われますが、十分に資金管理を行いましょう。
- レバレッジ1倍で100ドル購入:1ドル30円になるとロスカット
- レバレッジ2倍で100ドル購入:1ドル55円になるとロスカット
- レバレッジ3倍で100ドル購入:1ドル75円になるとロスカット
SBI FXトレード
SBI FXトレードの積立FXは非常に面白い商品です。最小取引単位はなんと1通貨。SBI FXトレードはSBIグループなので安心感は申し分なし。気になる方は是非オフィシャルサイトを覗いてみてくださいね。
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